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離婚の種類と、典型的な離婚原因「不貞」

離婚するための方法

離婚をするとは、今まで夫婦だった二人が、法律上、他人同士になることを意味します。そのため、離婚をするための方法は、いくつかの方法に別れており、最終的な解決は法律で規律されています。

まず、離婚を希望する場合には、

・ 夫婦の当事者双方が同意をして離婚をする方法

・ 裁判所の判決によって離婚をする方法

の2つがあります。

そして、話し合いによる離婚の中には、裁判所での手続きを行わずに、当事者同士で話し合って離婚をする方法と、家庭裁判所の調停によって離婚をする方法、裁判所における離婚訴訟中に和解によって離婚をする方法があります。



それぞれの離婚方法で、離婚が認められる離婚原因とは?

話し合いによる離婚の場合、すなわち、協議離婚、調停離婚、和解離婚の場合には、離婚原因はどのようなものであっても離婚をすることができます。最終的に夫婦の当事者双方が同意しての離婚となるのですから、どのような理由であってもよいということです。

したがって、性格の不一致、価値観の相違、新たな人生を踏み出したい、といった理由でも離婚をすることができます。

しかしながら、あなたが離婚を希望しているにもかかわらず相手が離婚を拒否しているといった場合には、話し合いによる離婚はできず、判決によって離婚をすることとなります。

判決による離婚の場合には、民法で定められた離婚原因に該当する必要があり、その典型例は、浮気、暴力が代表的です。また、これに加えて、長期間の別居も、婚姻を継続し難い事由として判決による離婚が認められるひとつの事由として挙げられます。



離婚が認められる典型ケース「不貞」とは?

離婚が認められる典型的なケースとして夫婦の片方が「不貞」をした場合が挙げられます。

「不貞」とは、浮気のことを表す法律上の用語です。

何が「浮気」にあたるか、ということについて、それぞれの価値観によって考えは違うでしょうが、何が「不貞」にあたるかについては、裁判例、判例の集積によって裁判所が判断します。

裁判例、判例では、「肉体関係=不貞」であると判断されていることから、浮気を原因としたトラブルで、話し合いによる離婚が難しい場合には、相手の「不貞」、すなわち、夫婦でない異性との肉体関係を証明することを目指すこととなります。



離婚が認められる典型ケース「暴力」とは?

「暴力」といっても、さまざまなケースがあり、程度も多種多様です。

また、必ずしも殴る、蹴るといった暴力ではなかったとしても、相手の嫌がることを言い続けたり、大声で怒鳴りつけたりなど、暴力に近い精神的なダメージを負わせる行為が、モラルハラスメントとして問題化しています。

判決で離婚をしようという場合、訴訟においては証拠が非常に重要となることに注意すべきです。

「暴力」を理由とする場合、録音、録画といった、暴力自体を直接証明する証拠が入手できた場合には、そのような証拠をより多く取得しておくことによって、繰り返し頻繁に行われる暴力行為を証明することとなります。

また、暴力を直接証明する証拠が入手できない場合であっても、離婚の判決を勝ち取るために、診断書、事後の怪我の写真、日記など、間接的にしか証明できない証拠であっても、多くの証拠を準備していきましょう。



事前準備も弁護士に相談しよう

離婚のトラブルは、相談者自身の感情に左右されるところも大きく、「別れるか?別れないか?」というスタートの段階から非常に迷うことでしょう。

私達弁護士は、「別れるか?別れないか?」といった個人の価値観、考え方に左右される部分について意見をいうことはないですが、仮に離婚へと進む場合には法律上どのような判断がなされるか、また、離婚を訴訟で争う場合にどのような証拠を準備しておくべきかをアドバイスすることによって、いざというときのリスクを念頭において悩むことができます。

将来的に離婚へと進む可能性がある場合には、早い段階から弁護士のアドバイスを得て方針を決めることをお勧めします。

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